ネクサス訪問看護ステーションでは、7月よりリハビリテーションも行える事になりました。
訪問看護を受けている方で下記のような困りごとのある方はぜひお声掛けください。
リハビリテーションでできる事
対象者:精神疾患をお持ちの方
「意欲がでない」「気分が落ち込む」「薬をちゃんと飲めない」「人とうまく関われない」「日常生活活動で難しい事がある」等、地域で生活しているといろいろな困りごとが出てきます。それは、ごく自然な事と思います。リハビリテーションでは、そのような困りごとに対して、一緒に考え、生活の中で解決していくお手伝いをいたします。
≪ 困りごとの例 ≫
- 意欲が出ない・気分が落ち込む→「ちょっと楽しい」「気分が楽になった」と感じる事を生活の中から探したり、新しい事を取り入れるお手伝いをします。
- 薬がちゃんと飲めない→お薬はどのタイミングで飲みますか?忘れないようにするためにできる行動を考えたり、薬の大切さを一緒に勉強しましょう。
- 人とうまく関われない→どんな事が原因でうまく関われないのか(うまく自分の考えを伝えられない?相手がどう思っているのかわからない?等)を考え、関わり方を練習しましょう。
- 日常生活活動で難しい事がある→どんな活動が難しいですか?楽にできる方法を一緒に探しましょう
対象者:高齢者の方
日常生活において、「自分らしく活動的に過ごす」事は多くの方が望むことと思います。しかし、実際は感染症や環境の影響等、様々な要因(心理的・社会的要因)で健康的に生活することが難しくなっています。少し前まではできていたことが、いつの間にかやりにくくなっていると感じたことはありませんか?それは、もしかしたら、「フレイル※」の状態になってきているのかもしれません。この状態は身体の機能だけでなく、心理的な事、社会的な事等に影響してきます。
※「フレイル」とは、筋力が衰え、疲れやすくなり、家に閉じこもりがちになる等、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を言います。
フレイルの状態は予防することができ、また、フレイルになったとしても戻ることが可能と言われています。
リハビリテーションでは、フレイルの予防だけでなく、フレイルの状態からの回復、また、日常生活での困りごと等を評価・改善策を提案し、健康で活気ある生活を送るお手伝いをいたします。
≪ 困りごとの例 ≫
- 体力が落ちた・疲れやすい→対象者の状態を診て、日常生活で取り入れられる無理なく楽しい運動(活動)を提案します
- 最近食べられない・体重が減った→どんなものを食べたらよいか。どうやったら食べられるかを一緒に考え、実践しましょう
- 毎日の生活に充実感がない→日常生活の中での役割を一緒に探しましょう